1: 名無し 2016/09/11(日) 23:21:26 ID:n3s
昔あったいじめの話だ。
けどおそらくどこの吹奏楽部でも起こりうることだし
実際今でも起こっていると思う。
けどおそらくどこの吹奏楽部でも起こりうることだし
実際今でも起こっていると思う。
3: 名無し 2016/09/11(日) 23:22:22 ID:n3s
オチはあるが、すっきりする終わりではない。
フェイク入りかつぼんやりとした記憶で書くから、暇な人は見てて欲しい。
結構短いからところどころ質問とかしてくれると助かる。
フェイク入りかつぼんやりとした記憶で書くから、暇な人は見てて欲しい。
結構短いからところどころ質問とかしてくれると助かる。
4: 名無し 2016/09/11(日) 23:23:00 ID:n3s
一ヶ月ほど前、吹奏楽部はブラック企業というニュースを読んだ。
そこで自分のいた吹奏楽部もそうだったのかなと思い、スレを立てた。
とある公立中学校吹奏楽部のことだ。
共学だが数年に一人男子がいるかいないかの女子中心クラブで、自分のいた三年間も女子のみで構成されていた。
人数は二十〜三十ほどで、一学年の人数が少なくパートにも偏りがあった。
そこで自分のいた吹奏楽部もそうだったのかなと思い、スレを立てた。
とある公立中学校吹奏楽部のことだ。
共学だが数年に一人男子がいるかいないかの女子中心クラブで、自分のいた三年間も女子のみで構成されていた。
人数は二十〜三十ほどで、一学年の人数が少なくパートにも偏りがあった。
5: 名無し 2016/09/11(日) 23:23:49 ID:n3s
クラブ体験期間の仮入部時、つまりどんなクラブか覗かせてもらった時はあんな場所だとは思わなかった。
というのも、先輩達はやたらニコニコとしていたからだ。
楽器を触らせてもらい、音が出なくても励ましてくれた。
それどこか流行りのアイドルや音楽、ゲームの話をして一年生達を接待していたのだ。
というのも、先輩達はやたらニコニコとしていたからだ。
楽器を触らせてもらい、音が出なくても励ましてくれた。
それどこか流行りのアイドルや音楽、ゲームの話をして一年生達を接待していたのだ。
6: 名無し 2016/09/11(日) 23:24:47 ID:n3s
しかし後に分かることだが、これがとんでもない罠だった。
そしてその罠をかけたマタギは、先輩達ではなかった。
吹奏楽部という組織そのものだったのだ。
今思えば入る前にどれだけの休みがあるのか、そもそも何を目指して活動しているのかを聞いておけばよかった。
だが、去年まで小学生だった子ども達にそんな知恵はない。
ただなんか楽しそう、先輩面白い、程度の認識で体験入部は大盛況だった。
そしてその罠をかけたマタギは、先輩達ではなかった。
吹奏楽部という組織そのものだったのだ。
今思えば入る前にどれだけの休みがあるのか、そもそも何を目指して活動しているのかを聞いておけばよかった。
だが、去年まで小学生だった子ども達にそんな知恵はない。
ただなんか楽しそう、先輩面白い、程度の認識で体験入部は大盛況だった。
7: 名無し 2016/09/11(日) 23:25:22 ID:n3s
本入部が決定し、自分の学年は十五人だった。
一応全部のパートに一人ずつ分類され、パーカッションやクラリネット、トランペットなどの人気楽器は三人ほど配属されていた。
一部のパートには二年生がおらず、七月のコンクールには一年生も出なければならなかった。
一応全部のパートに一人ずつ分類され、パーカッションやクラリネット、トランペットなどの人気楽器は三人ほど配属されていた。
一部のパートには二年生がおらず、七月のコンクールには一年生も出なければならなかった。
9: 名無し 2016/09/11(日) 23:26:35 ID:n3s
もちろん入部時点で楽器を扱える一年生がいるはずもなく、
吹きマネなどで人数をごまかす必要があったのだ。
ここから、先輩達の態度が豹変する。
吹きマネなどで人数をごまかす必要があったのだ。
ここから、先輩達の態度が豹変する。
10: 名無し 2016/09/11(日) 23:27:11 ID:n3s
顧問の先生は指揮を担当しているのだが、全部の楽器に精通しているわけではない。
なのでそれぞれのパートの先輩が後輩に指導するというのが基本だった。
前述の通り、去年まで小学生だった一年生達に知恵はない。
だが二年生だろうと三年生だろうと所詮中学生、ちゃんとした指導が出来るわけではなかった。
そうすると、教えるべきことを教えないトラブルが発生する。
なのでそれぞれのパートの先輩が後輩に指導するというのが基本だった。
前述の通り、去年まで小学生だった一年生達に知恵はない。
だが二年生だろうと三年生だろうと所詮中学生、ちゃんとした指導が出来るわけではなかった。
そうすると、教えるべきことを教えないトラブルが発生する。
11: 名無し 2016/09/11(日) 23:28:24 ID:n3s
どういうわけか先輩達は、先輩達にとって「こんなの知ってて当たり前」の情報は
「自分が教えなくても知っている」ものと判断していたのだ。
具体的には、コンクールまでには譜面を暗記、つまり暗譜する必要がある。
これは吹奏楽部としては当たり前、青信号になったら渡るくらいの当たり前なのだが、
一年生はそんなこと知る由もなかった。
「何でこんな当たり前も分からないの!?」と言われても、怖くて怖くて言い返すことはできない。
「自分が教えなくても知っている」ものと判断していたのだ。
具体的には、コンクールまでには譜面を暗記、つまり暗譜する必要がある。
これは吹奏楽部としては当たり前、青信号になったら渡るくらいの当たり前なのだが、
一年生はそんなこと知る由もなかった。
「何でこんな当たり前も分からないの!?」と言われても、怖くて怖くて言い返すことはできない。
14: 名無し 2016/09/11(日) 23:29:31 ID:n3s
先輩達はそれを、「質問してこなかったのが悪い」と言った。
だがこれは仕事やアルバイト、色んなことに通じるが、
「知らない」ことは「聞くことすらできない」というのを誰も分かっていなかったのだ。
少し前まで楽器すら持ったことのない一年生達が、どうしてそんな発想を持てというのだろう?
だがこれは仕事やアルバイト、色んなことに通じるが、
「知らない」ことは「聞くことすらできない」というのを誰も分かっていなかったのだ。
少し前まで楽器すら持ったことのない一年生達が、どうしてそんな発想を持てというのだろう?
19: 名無し 2016/09/11(日) 23:31:56 ID:n3s
だが、先輩達には逆らえなかった。
「それが当たり前」。何代も前から、「それが当たり前」だったのだ。
今思うとこれが後々起こる集団心理事件の基盤だったのだろう。
普段の部活は基礎練、パート練、合奏の他に「恐怖のミーティング」が存在していた。
この部活で「ミーティング」と言えば、必ず半数が泣き出す最悪の存在であった。
それは話し合いとは名ばかりの、先輩から後輩に対する言葉責め大会だった。
「それが当たり前」。何代も前から、「それが当たり前」だったのだ。
今思うとこれが後々起こる集団心理事件の基盤だったのだろう。
普段の部活は基礎練、パート練、合奏の他に「恐怖のミーティング」が存在していた。
この部活で「ミーティング」と言えば、必ず半数が泣き出す最悪の存在であった。
それは話し合いとは名ばかりの、先輩から後輩に対する言葉責め大会だった。
23: 名無し 2016/09/11(日) 23:32:55 ID:n3s
「どうしてそんなに下手なの」「声が小さい」「はっきり喋れ」
確かに責められて仕方がない部分もあった。だが、それを相手が泣くまで延々と続けるのだ。
それも「どうして下手なの」と言われ「すいません」と返すと「謝罪じゃなくて理由を聞いているんだけど?」と言われる。
そうなると自分で自分の駄目な部分を述べ続けなければならなかった。
これをすることで演奏が上手くなるわけでも、人間として成長するわけでもない。
ただ先輩達が気持ちいいだけだった。
確かに責められて仕方がない部分もあった。だが、それを相手が泣くまで延々と続けるのだ。
それも「どうして下手なの」と言われ「すいません」と返すと「謝罪じゃなくて理由を聞いているんだけど?」と言われる。
そうなると自分で自分の駄目な部分を述べ続けなければならなかった。
これをすることで演奏が上手くなるわけでも、人間として成長するわけでもない。
ただ先輩達が気持ちいいだけだった。
29: 名無し 2016/09/11(日) 23:35:57 ID:n3s
誰かをいじめると楽しい。だけど、いじめはいけない。
だがこれは部活だ。しかも、仲間が大勢いる。
そんな免罪符を手に入れた彼女らに逆らえるはずもなかった。
正しいのは先輩、グズで下手な一年生達は罪人。
先輩達は一年生に罪悪感を植えつけ、絶対的弱者として罵り続けた。
自分達が悪い。だから、先輩たちに謝罪しなければ。
謝罪が通じないのならば、せめて言うことを聞かなければ。
だがこれは部活だ。しかも、仲間が大勢いる。
そんな免罪符を手に入れた彼女らに逆らえるはずもなかった。
正しいのは先輩、グズで下手な一年生達は罪人。
先輩達は一年生に罪悪感を植えつけ、絶対的弱者として罵り続けた。
自分達が悪い。だから、先輩たちに謝罪しなければ。
謝罪が通じないのならば、せめて言うことを聞かなければ。
30: 名無し 2016/09/11(日) 23:36:46 ID:n3s
しかしやはりお互いバカなので、どれだけ罵倒されても次の日優しい言葉をかけられれば、ころっと心を許してしまう。
それらを幾度となく繰り返し、一年生の感覚が麻痺しきった頃、ようやく最初のコンクールが終わった。
そこで初めての休みがもらえる。
それらを幾度となく繰り返し、一年生の感覚が麻痺しきった頃、ようやく最初のコンクールが終わった。
そこで初めての休みがもらえる。
33: 名無し 2016/09/11(日) 23:38:14 ID:n3s
吹奏楽部に入部し、毎日毎日七時過ぎに帰宅していた。
平日は授業終から六時半まで。土日は朝九時から六時半までずっとだった。
三ヶ月経って唯一の休みとはいえ、ただ家でごろごろするだけだった。
中学生だから遊びに行く気力もあったのだが、コンクール後で燃え尽きていたのだと思う。
目を閉じても幻聴として課題曲が聞こえる。
夢の中で楽器を吹き、目が覚めて明日が憂鬱になった。
平日は授業終から六時半まで。土日は朝九時から六時半までずっとだった。
三ヶ月経って唯一の休みとはいえ、ただ家でごろごろするだけだった。
中学生だから遊びに行く気力もあったのだが、コンクール後で燃え尽きていたのだと思う。
目を閉じても幻聴として課題曲が聞こえる。
夢の中で楽器を吹き、目が覚めて明日が憂鬱になった。
36: 名無し 2016/09/11(日) 23:39:46 ID:n3s
だが、本当の地獄はここからだった。
吹奏楽部は楽器を「座って」演奏する部活、と思いみんな入部したのだ。
まさか倒れる人間が続出するまで運動するとは夢にも思わなかっただろう。
マーチングの練習が始まった。
吹奏楽部は楽器を「座って」演奏する部活、と思いみんな入部したのだ。
まさか倒れる人間が続出するまで運動するとは夢にも思わなかっただろう。
マーチングの練習が始まった。
37: 名無し 2016/09/11(日) 23:40:33 ID:n3s
興味のある人は「マーチング 中学生」で調べてみてください。
楽器を演奏しながら、行進する。
それだけだと簡単のように思えるが、まずは歩幅を揃えるところからはじまった。
5m8歩を絶対とし、必ずかかとから歩く。
何があっても肩を揺らしてはならず、膝を曲げてもならない。
それを曲を演奏しながら行うのだから、毎日汗だくになって練習していた。
これはコンクールと違い全員参加のため、やはりミーティングの頻度は高まった。
もしかすると集団催眠にでもかかっていたのかもしれない。
楽器を演奏しながら、行進する。
それだけだと簡単のように思えるが、まずは歩幅を揃えるところからはじまった。
5m8歩を絶対とし、必ずかかとから歩く。
何があっても肩を揺らしてはならず、膝を曲げてもならない。
それを曲を演奏しながら行うのだから、毎日汗だくになって練習していた。
これはコンクールと違い全員参加のため、やはりミーティングの頻度は高まった。
もしかすると集団催眠にでもかかっていたのかもしれない。
39: 名無し 2016/09/11(日) 23:42:28 ID:n3s
「罵倒されること」は当たり前。
一年生は「絶対的弱者」。
罵倒することは「気持ちがいい」。
マーチングの練習は炎天下で行われた。
元々おとなしめの女の子が多く、ほとんどの一年生は毎日倒れた。
一年生は「絶対的弱者」。
罵倒することは「気持ちがいい」。
マーチングの練習は炎天下で行われた。
元々おとなしめの女の子が多く、ほとんどの一年生は毎日倒れた。
40: 名無し 2016/09/11(日) 23:43:12 ID:n3s
逃げ場のない練習。
罵倒される毎日。
麻痺していく一年生達。
本気で気分が悪くなって、部活前に保険室に行くと扉を開けた瞬間保険医(吹奏楽顧問)に「部活まで頑張りな(笑)」と言われた。
それからずっと、校庭から見えるマンションの一室でなら誰にもバレず首を吊れるかなぁとか考えていた。
罵倒される毎日。
麻痺していく一年生達。
本気で気分が悪くなって、部活前に保険室に行くと扉を開けた瞬間保険医(吹奏楽顧問)に「部活まで頑張りな(笑)」と言われた。
それからずっと、校庭から見えるマンションの一室でなら誰にもバレず首を吊れるかなぁとか考えていた。
41: 名無し 2016/09/11(日) 23:43:47 ID:n3s
それがおかしいと思うことすら、誰もできなくなっていた。
が、地獄のマーチング大会が終わり先輩が引退する時には、
みんなボロ泣きしていたのだから不思議なものだ。
が、地獄のマーチング大会が終わり先輩が引退する時には、
みんなボロ泣きしていたのだから不思議なものだ。
43: 名無し 2016/09/11(日) 23:45:10 ID:n3s
引退してから、三年生は本当にいい人達だったと評価されていた。
最後にちょっといい事を言っただけで、「ただ楽しむだけの罵倒」が「厳しさは後輩の成長のため」という風に変換されてしまったのだ。
ちなみに自分は先輩の引退後、今までが嘘のように綺麗な音を出せるようになった。多分ストレスか何かで器官がねじ曲がっていたのだろう。
最後にちょっといい事を言っただけで、「ただ楽しむだけの罵倒」が「厳しさは後輩の成長のため」という風に変換されてしまったのだ。
ちなみに自分は先輩の引退後、今までが嘘のように綺麗な音を出せるようになった。多分ストレスか何かで器官がねじ曲がっていたのだろう。
47: 名無し 2016/09/11(日) 23:47:04 ID:soM
きちんとした後輩指導法が確立してたら
それを受ける新入部員も自分の技能向上を実感することでどんどんのめりこんでいける
結果多少つらかろうが自分の意思でそれをやりとげるストイックさも身に付くってもんだ。得られるものが見えてるんだから
それを受ける新入部員も自分の技能向上を実感することでどんどんのめりこんでいける
結果多少つらかろうが自分の意思でそれをやりとげるストイックさも身に付くってもんだ。得られるものが見えてるんだから
50: 名無し 2016/09/11(日) 23:48:22 ID:n3s
>>47
同意。この話の場合のめりこむというより催眠でした。
同意。この話の場合のめりこむというより催眠でした。
53: 名無し 2016/09/11(日) 23:50:30 ID:soM
催眠つーか押し付けだわな
お前が押し付けてるその練習法でできあがるのがお前程度のもんなんだろ?
って反発したくもなるわな
お前が押し付けてるその練習法でできあがるのがお前程度のもんなんだろ?
って反発したくもなるわな
56: 名無し 2016/09/11(日) 23:51:52 ID:n3s
>>53
そうですね。
今の私がその場にいたらめっちゃ言い返してると思います。
そうですね。
今の私がその場にいたらめっちゃ言い返してると思います。
50: 名無し 2016/09/11(日) 23:48:22 ID:n3s
一年生達、つまり自分の学年は二年生になった。
次の一年生達が体験入部に来る頃には、前先輩達と同じようにニコニコと対応した。
入るとどんなことがキツいのか、どれだけ休みがないのか、誰も説明しなかった。
もちろんその年も、次の年も同じような日々が続くのだが、もはやそれが普通となっていたからだ。
この吹奏楽部に入った学年は、みんなこうなる。この悪しき風習を止められる存在がいなかった。
次の一年生達が体験入部に来る頃には、前先輩達と同じようにニコニコと対応した。
入るとどんなことがキツいのか、どれだけ休みがないのか、誰も説明しなかった。
もちろんその年も、次の年も同じような日々が続くのだが、もはやそれが普通となっていたからだ。
この吹奏楽部に入った学年は、みんなこうなる。この悪しき風習を止められる存在がいなかった。
54: 名無し 2016/09/11(日) 23:50:36 ID:h5L
>>50
わいだったら
説明するなお節介じゃないけど
「こうやって良い顔してるけど入ったら厳しい」
ぐらいは言うな
「どの部活とかじゃなく、すべての部活は厳しい」
みたいな事は
わいだったら
説明するなお節介じゃないけど
「こうやって良い顔してるけど入ったら厳しい」
ぐらいは言うな
「どの部活とかじゃなく、すべての部活は厳しい」
みたいな事は
56: 名無し 2016/09/11(日) 23:51:52 ID:n3s
>>54
そうですね。
今の私がその場にいたらめっちゃ言い返してると思います。
そうですね。
今の私がその場にいたらめっちゃ言い返してると思います。
58: 名無し 2016/09/11(日) 23:53:21 ID:h5L
>>56
あと同級生にも後輩相手にはあんま厳しくするなとは言うかな
あと同級生にも後輩相手にはあんま厳しくするなとは言うかな
59: 名無し 2016/09/11(日) 23:54:08 ID:n3s
>>58
その言葉は確かに必要です。
当時も集団心理というものを何とか壊せたらよかったんですが。
その言葉は確かに必要です。
当時も集団心理というものを何とか壊せたらよかったんですが。
52: 名無し 2016/09/11(日) 23:49:51 ID:n3s
さて、ここからが話の要になる。
きっかけは些細なことだった。
絶対的弱者でなくなり、すでに「当たり前」の感覚が麻痺しきっていた頃。
自分は毎日友人六人(全員吹奏楽部)と一緒に通学していた。
その日も朝練ため、肌寒い中信号が変わるのを並んで待っていた。
一人が、「最近あいつ調子乗りだよね」と言った。
きっかけは些細なことだった。
絶対的弱者でなくなり、すでに「当たり前」の感覚が麻痺しきっていた頃。
自分は毎日友人六人(全員吹奏楽部)と一緒に通学していた。
その日も朝練ため、肌寒い中信号が変わるのを並んで待っていた。
一人が、「最近あいつ調子乗りだよね」と言った。
56: 名無し 2016/09/11(日) 23:51:52 ID:n3s
現代のいじめもこんな些細な一言で始まるのかな、と思う。
だが当時は今ほどいじめ問題が取り上げられておらず、この言葉がどういうものなのか誰も分かっていなかった。
だが当時は今ほどいじめ問題が取り上げられておらず、この言葉がどういうものなのか誰も分かっていなかった。
57: 名無し 2016/09/11(日) 23:53:01 ID:n3s
誰も否定しなかった。
「あいつ」以外は全員同調し、あっという間に「あいつ」は無視されるようになった。
「あいつ」は特別下手でも大人しいわけでもなく、昨日まで友達の女の子だった。
今でもはっきりとした理由は分からないが、多分、自分達も誰かを罵倒する楽しみを味わいたかったのだろう。
せっかく絶対的弱者でなくなったんだ。あれほど先輩が夢中になった罵倒とやらを自分達でもやってみよう。
と、そんな風に考えたわけではないが、むしろそういうことを無意識のうちに始めていたのだ。
「あいつ」以外は全員同調し、あっという間に「あいつ」は無視されるようになった。
「あいつ」は特別下手でも大人しいわけでもなく、昨日まで友達の女の子だった。
今でもはっきりとした理由は分からないが、多分、自分達も誰かを罵倒する楽しみを味わいたかったのだろう。
せっかく絶対的弱者でなくなったんだ。あれほど先輩が夢中になった罵倒とやらを自分達でもやってみよう。
と、そんな風に考えたわけではないが、むしろそういうことを無意識のうちに始めていたのだ。
59: 名無し 2016/09/11(日) 23:54:08 ID:n3s
あの「いい人」となった先輩達のように。
誰かを罵り、その楽しさに酔いたい。
だけど部活中に開けるミーティングは絶対的弱者の一年生の為にあり、自分達二年生は別の時間に開く必要があった。
放課後、部活が終わった後。
真っ暗な裏路地でそれは行われた。
誰かを罵り、その楽しさに酔いたい。
だけど部活中に開けるミーティングは絶対的弱者の一年生の為にあり、自分達二年生は別の時間に開く必要があった。
放課後、部活が終わった後。
真っ暗な裏路地でそれは行われた。
61: 名無し 2016/09/11(日) 23:55:21 ID:n3s
二年生全員で、二年生を罵倒する。
昨日まで友達だった相手に、皆罵声を浴びせ続けた。
「何でそんなに下手なの」「いる意味がない」「いても迷惑」
時には共感を呼ぶように顔を見合わせ、「自分ひとりじゃないから大丈夫」という風に確認した。
昨日まで友達だった相手に、皆罵声を浴びせ続けた。
「何でそんなに下手なの」「いる意味がない」「いても迷惑」
時には共感を呼ぶように顔を見合わせ、「自分ひとりじゃないから大丈夫」という風に確認した。
63: 名無し 2016/09/11(日) 23:56:44 ID:n3s
そしてそのミーティングもどきが終わると、次の日から「あいつ」はまた友達に戻る。
罵声のことなど何事もなかったかのように、話したり笑ったりして元の状態へと戻っていくのだ。
かつて「あいつ」だった子も、時間が経てば傷ついたことなど忘れた。
そして新しい「あいつ」がまた選別される。
かつて「あいつ」だった子も、まだそうでない子も、皆でその時々の「あいつ」を罵倒した。
罵声のことなど何事もなかったかのように、話したり笑ったりして元の状態へと戻っていくのだ。
かつて「あいつ」だった子も、時間が経てば傷ついたことなど忘れた。
そして新しい「あいつ」がまた選別される。
かつて「あいつ」だった子も、まだそうでない子も、皆でその時々の「あいつ」を罵倒した。
64: 名無し 2016/09/11(日) 23:57:49 ID:n3s
それは特定の誰かが決める、という訳ではなかった。
「あいつ」がいなくなればその一週間後くらいに、自然と「あいつ」は決まる。
自分も「あいつ」になったことがあるが、今までで二番目くらいに嫌な記憶だ。
円に囲まれて、逃げ場を閉ざされる。
真っ暗な中いつまで続くかも分からず、泣いて倒れるまでそれは続けられた。
「あいつ」がいなくなればその一週間後くらいに、自然と「あいつ」は決まる。
自分も「あいつ」になったことがあるが、今までで二番目くらいに嫌な記憶だ。
円に囲まれて、逃げ場を閉ざされる。
真っ暗な中いつまで続くかも分からず、泣いて倒れるまでそれは続けられた。
68: 名無し 2016/09/12(月) 00:03:06 ID:KaR
顧問「いじめ当番制を導入する!」
70: 名無し 2016/09/12(月) 00:04:27 ID:jbh
>>68
もうすでにこの時点で勝手に当番制ができてたんですねw
もうすでにこの時点で勝手に当番制ができてたんですねw
66: 名無し 2016/09/11(日) 23:59:46 ID:n3s
「罵倒すること」「罵倒されること」が当たり前だと、
一年生だった頃に麻痺した意識でそう認識していたからだ。
全員が友達で、全員が敵だったんだと思う。
マーチングの練習中に二年生が一人先輩に呼び出され、戻ってきた時に「床に虫がいて怖いから逃がして欲しいって言われただけ」ということがあった。
その時二年生は内心、「ちぇっ、罵倒されればよかったのに」と思っていた。
一年生だった頃に麻痺した意識でそう認識していたからだ。
全員が友達で、全員が敵だったんだと思う。
マーチングの練習中に二年生が一人先輩に呼び出され、戻ってきた時に「床に虫がいて怖いから逃がして欲しいって言われただけ」ということがあった。
その時二年生は内心、「ちぇっ、罵倒されればよかったのに」と思っていた。
67: 名無し 2016/09/12(月) 00:01:45 ID:jbh
だが、一人だけ母親に打ち明けた「あいつ」がいた。
一年の時からどの学年にも「一番下手」と思われており、おどおどとした小さな子だった。ミーティングもどきが終わった後母親に伝え、その母親から顧問に連絡が行ったらしい。
先生も親には逆らえないと思ったのか、どうしてそんな「ミーティングもどき」をするのかと議論する緊急ミーティング(顧問付き)が始まった。
一年の時からどの学年にも「一番下手」と思われており、おどおどとした小さな子だった。ミーティングもどきが終わった後母親に伝え、その母親から顧問に連絡が行ったらしい。
先生も親には逆らえないと思ったのか、どうしてそんな「ミーティングもどき」をするのかと議論する緊急ミーティング(顧問付き)が始まった。
70: 名無し 2016/09/12(月) 00:04:27 ID:jbh
その子はもう吹奏楽部を辞めるつもりだったらしい。
だがいざ辞めるとなると、顧問が必死に止めて、結局辞められなかったそうだ。
この時点で部活全体の人数が少なく、さらにミーティングもどきを止めさせる話し合いをする、と大人に言われれば
期待したくなるものだ。
が、やはり中学生。
「どうして無視したの?」→「元々挨拶とかあまりしないし」
「いじめてたの?」→「そういうつもりではない」で全てごまかされた。
ミーティングもどきは続いた。
だがいざ辞めるとなると、顧問が必死に止めて、結局辞められなかったそうだ。
この時点で部活全体の人数が少なく、さらにミーティングもどきを止めさせる話し合いをする、と大人に言われれば
期待したくなるものだ。
が、やはり中学生。
「どうして無視したの?」→「元々挨拶とかあまりしないし」
「いじめてたの?」→「そういうつもりではない」で全てごまかされた。
ミーティングもどきは続いた。
71: 名無し 2016/09/12(月) 00:05:32 ID:jbh
三年生になる頃には全員が「あいつ」となり、ミーティングもどきはなくなった。
それどころか全員が傷つきあったことで、戦友のような謎の結束感があった。
本当に、三年生の最初の頃は平和だった。もう皆疲れていたのだろう。
後輩へのミーティングは続いた。それは当たり前のことだから、誰が傷つこうと関係ないものだったからだ。
それどころか全員が傷つきあったことで、戦友のような謎の結束感があった。
本当に、三年生の最初の頃は平和だった。もう皆疲れていたのだろう。
後輩へのミーティングは続いた。それは当たり前のことだから、誰が傷つこうと関係ないものだったからだ。
73: 名無し 2016/09/12(月) 00:06:16 ID:jbh
その当たり前が、壊れる時が来た。
三年生になってから数ヶ月、コンクールが終わった頃。
唐突に三年生全員が先生(顧問ではない)に呼び出された。
普段先生しか入れないような会議室で、なぜかポテチを振舞われた。
余談だが
この時ポテチのおいしさに目覚めてしまったせいで当時ニキビができた。
三年生になってから数ヶ月、コンクールが終わった頃。
唐突に三年生全員が先生(顧問ではない)に呼び出された。
普段先生しか入れないような会議室で、なぜかポテチを振舞われた。
余談だが
この時ポテチのおいしさに目覚めてしまったせいで当時ニキビができた。
76: 名無し 2016/09/12(月) 00:07:05 ID:KaR
ポテチニキビ可愛い
77: 名無し 2016/09/12(月) 00:07:48 ID:jbh
>>76
今はフィンランド式入浴法のおかげでニキビ無しです。
今はフィンランド式入浴法のおかげでニキビ無しです。
78: 名無し 2016/09/12(月) 00:08:40 ID:jbh
二年生が部活後、自由宅地で夜な夜な集会を開いていることが問題になったのだ。
先生達(顧問含む)は「どうして先輩が止めてやれなかったのか」「何故気づいてやれなかったのか」と
三年生を責めた。
先生たちに責めるつもりがあったかどうかは分からないが、自分は責められていると思った。
先生達(顧問含む)は「どうして先輩が止めてやれなかったのか」「何故気づいてやれなかったのか」と
三年生を責めた。
先生たちに責めるつもりがあったかどうかは分からないが、自分は責められていると思った。
80: 名無し 2016/09/12(月) 00:11:04 ID:jbh
三年生はもちろん、後輩がそういうミーティングもどきをやっていると知っていた。
それはかつての自分達の姿であり、それが行われることに理由などなかったのだ。
ただ、この吹奏楽部はそういう部活だった。
ミーティングで罵倒すること・されることへの感覚が麻痺し、
同じことが繰り返される。
その風習が今先生の介入で崩されるのかと、少しだけ期待した。
それはかつての自分達の姿であり、それが行われることに理由などなかったのだ。
ただ、この吹奏楽部はそういう部活だった。
ミーティングで罵倒すること・されることへの感覚が麻痺し、
同じことが繰り返される。
その風習が今先生の介入で崩されるのかと、少しだけ期待した。
81: 名無し 2016/09/12(月) 00:12:10 ID:Eur
>>80
まぁ2年はそういうものさ
3年は引退するし1年は育ち切ってないしとね
まぁ2年はそういうものさ
3年は引退するし1年は育ち切ってないしとね
82: 名無し 2016/09/12(月) 00:13:13 ID:jbh
だが、部長はなんてことないような声で、
「全く気づきませんでした」「理由は分かりません」と答えた。嘘だ。
心の中で、何故そんな嘘をつくんだ。本当のことを言え! と何度も叫んだ。
けどもし自分が部長なら、同じことを言っただろうと気づき、どうしようもない気持ちになった。
それが「当たり前」だったのだ。
「全く気づきませんでした」「理由は分かりません」と答えた。嘘だ。
心の中で、何故そんな嘘をつくんだ。本当のことを言え! と何度も叫んだ。
けどもし自分が部長なら、同じことを言っただろうと気づき、どうしようもない気持ちになった。
それが「当たり前」だったのだ。
84: 名無し 2016/09/12(月) 00:13:59 ID:Eur
>>82
そりゃあ言うだろ
けど教師も半ば知ってるけどそう追及できないしね
そりゃあ言うだろ
けど教師も半ば知ってるけどそう追及できないしね
85: 名無し 2016/09/12(月) 00:14:19 ID:jbh
>>84
そうなんですよ……
そうなんですよ……
86: 名無し 2016/09/12(月) 00:15:31 ID:jbh
だが、部長は勇気を出した。
やはり部長に選ばれるだけあって、
他の人より一瞬先に「当たり前」から半身を出していたのだ。
部長は本当に小さな声で
「なんで」と言った。
やはり部長に選ばれるだけあって、
他の人より一瞬先に「当たり前」から半身を出していたのだ。
部長は本当に小さな声で
「なんで」と言った。
89: 名無し 2016/09/12(月) 00:16:47 ID:jbh
「自分たちの時にも、助けて欲しかった」と。
その時先生たちがどのような顔をしていたのかは分からない。
が、この言葉だけは覚えている。
もしかすると部長でなかったかもしれない、他の部員が言ったのかもしれない。
だが、これは確かに部員全員の言葉だった。
その時先生たちがどのような顔をしていたのかは分からない。
が、この言葉だけは覚えている。
もしかすると部長でなかったかもしれない、他の部員が言ったのかもしれない。
だが、これは確かに部員全員の言葉だった。
92: 名無し 2016/09/12(月) 00:19:21 ID:jbh
そして自分たちは卒業した。
お別れコンサートで、後輩達は泣いてくれた。
が、普通劇とか踊りとかをするのが普通のオリエンテーションで
ひとつ下の学年だけ「かえるのうた」の輪唱だったのはまあそういうことなんだと思います。
お別れコンサートで、後輩達は泣いてくれた。
が、普通劇とか踊りとかをするのが普通のオリエンテーションで
ひとつ下の学年だけ「かえるのうた」の輪唱だったのはまあそういうことなんだと思います。
95: 名無し 2016/09/12(月) 00:21:05 ID:jbh
最後に一言ずつ後輩に言葉を贈る時、
例の母親にミーティングもどきを伝えた子はただ「すいませんでした」とだけ言った。
その子はは三年生の時一人だけ関西選抜吹奏楽団に合格していた。
一番頭が良く、天才と言われていた子は何てことのない大学に入り、学歴の関係ない職業に就いた。
最後の最後で勇気を出した部長は、成人式の時全く普通の子になっていた。綺麗だった。
例の母親にミーティングもどきを伝えた子はただ「すいませんでした」とだけ言った。
その子はは三年生の時一人だけ関西選抜吹奏楽団に合格していた。
一番頭が良く、天才と言われていた子は何てことのない大学に入り、学歴の関係ない職業に就いた。
最後の最後で勇気を出した部長は、成人式の時全く普通の子になっていた。綺麗だった。
97: 名無し 2016/09/12(月) 00:22:43 ID:jbh
誰が秀でているとか、誰が劣っているとか、中学校というちっぽけな中で繰り広げても全くの無意味なのだ。
人が人を罵倒するなんてこと、あってはならない。
中学生はバカで、当たり前のこともまだ当たり前でない時期だから。
周りにいる大人が、「それはおかしいんじゃない?」と言ってくれるだけでよかったのに。
今もこの吹奏楽部で、同じようなことが行われているかはわからない。
ただ少しでもいいから、改善されていればな、と思う。
人が人を罵倒するなんてこと、あってはならない。
中学生はバカで、当たり前のこともまだ当たり前でない時期だから。
周りにいる大人が、「それはおかしいんじゃない?」と言ってくれるだけでよかったのに。
今もこの吹奏楽部で、同じようなことが行われているかはわからない。
ただ少しでもいいから、改善されていればな、と思う。
99: 名無し 2016/09/12(月) 00:23:47 ID:jbh
以上です。
ぼんやりとしたわかりにくい話ですが、99%事実です。
ありがとうございました。
ぼんやりとしたわかりにくい話ですが、99%事実です。
ありがとうございました。
12: 名無し 2016/09/11(日) 23:28:54 ID:soM
なんだ弱小部限定の話か
強豪部なら指導法や指導力も代々受け継がれてくからな
強豪部なら指導法や指導力も代々受け継がれてくからな
14: 名無し 2016/09/11(日) 23:29:31 ID:n3s
>>12
確かにこの学校は弱かった
そういう認識でOKです。
確かにこの学校は弱かった
そういう認識でOKです。
15: 名無し 2016/09/11(日) 23:30:19 ID:h5L
通りすがりの者だけど
どこの部も一緒だよ
どこの部も一緒だよ
16: 名無し 2016/09/11(日) 23:31:04 ID:n3s
>>15
そうなのかー
……他の部活のことは知らないけど、みんなこんな感じなんですね。
そうなのかー
……他の部活のことは知らないけど、みんなこんな感じなんですね。
26: 名無し 2016/09/11(日) 23:34:46 ID:guC
>>16
みんなこんな感じじゃないよ
教えるべきことは教えてくれてたよ
先輩嫌いで辞めたけど
みんなこんな感じじゃないよ
教えるべきことは教えてくれてたよ
先輩嫌いで辞めたけど
29: 名無し 2016/09/11(日) 23:35:57 ID:n3s
>>26
環境によりけり、ですね。
環境によりけり、ですね。
17: 名無し 2016/09/11(日) 23:31:36 ID:eN8
強豪校なんてどこもブラック
20: 名無し 2016/09/11(日) 23:32:16 ID:n3s
>>17
そうですね……
そうですね……
22: 名無し 2016/09/11(日) 23:32:46 ID:PIO
吹奏楽ある学校マジで羨ましい。
大人になって複数の楽器やるようになった自分でも
小中高と全然吹奏楽部も合唱部もない環境だったわ
大人になって複数の楽器やるようになった自分でも
小中高と全然吹奏楽部も合唱部もない環境だったわ
25: 名無し 2016/09/11(日) 23:34:07 ID:n3s
>>22
複数の楽器が出来る人はすごいと思います。
というより、素人目線ですいませんが、ただかっこいいと思います。
複数の楽器が出来る人はすごいと思います。
というより、素人目線ですいませんが、ただかっこいいと思います。
28: 名無し 2016/09/11(日) 23:35:56 ID:h5L
どこもそうじゃない
ふざけあって楽しそうとかで偽装するが
現実はほぼ軍隊
ふざけあって楽しそうとかで偽装するが
現実はほぼ軍隊
30: 名無し 2016/09/11(日) 23:36:46 ID:n3s
>>28
軍隊、確かにそうかも。
軍隊、確かにそうかも。
34: 名無し 2016/09/11(日) 23:38:46 ID:soM
>>28
レベル次第
レベル次第
31: 名無し 2016/09/11(日) 23:37:46 ID:soM
強豪部ってのは後輩指導法とストイックな姿勢が受け継がれる
どっちが欠けても元強豪校に落ちぶれる
後輩指導もできないのにただストイックな弱小校はこのスレみたいになる
どっちが欠けても元強豪校に落ちぶれる
後輩指導もできないのにただストイックな弱小校はこのスレみたいになる
35: 名無し 2016/09/11(日) 23:39:37 ID:n3s
>>31
なるほど。確かにそうですね。
せめてこの風習が今なくなっていれば、と思うばかりです。
なるほど。確かにそうですね。
せめてこの風習が今なくなっていれば、と思うばかりです。
62: 名無し 2016/09/11(日) 23:56:23 ID:09o
人間性善説で行くと部員の子たちに罪は無く吹奏楽部に魔力のような何かがあったと考えて然るべき
63: 名無し 2016/09/11(日) 23:56:44 ID:n3s
>>62
そう! それなんです! 多分……
そう! それなんです! 多分……
65: 名無し 2016/09/11(日) 23:59:19 ID:h5L
ようは
ストレスをぶつけたかったのか
ストレスをぶつけたかったのか
66: 名無し 2016/09/11(日) 23:59:46 ID:n3s
>>65
そうだったのでしょうか。今ではよく分かりません。
そうだったのでしょうか。今ではよく分かりません。
69: 名無し 2016/09/12(月) 00:03:30 ID:Eur
>>66
まぁあれだ集団競技の部活のよくある話
まぁあれだ集団競技の部活のよくある話
70: 名無し 2016/09/12(月) 00:04:27 ID:jbh
>>69
よくある話ですか。悲しいですね。
よくある話ですか。悲しいですね。
74: 名無し 2016/09/12(月) 00:06:21 ID:Eur
>>70
そうさよくある話
そうさよくある話
83: 名無し 2016/09/12(月) 00:13:14 ID:LRQ
高校のときに吹奏楽部に入らなかったことを
今でも毎日のように後悔してるわ
今でも毎日のように後悔してるわ
85: 名無し 2016/09/12(月) 00:14:19 ID:jbh
>>83
高校の吹奏楽部は本当に楽しそうですよね。
環境によりけり、とはいえ私の行った高校の吹奏楽部は和気あいあいとしていました。
高校の吹奏楽部は本当に楽しそうですよね。
環境によりけり、とはいえ私の行った高校の吹奏楽部は和気あいあいとしていました。
94: 名無し 2016/09/12(月) 00:20:49 ID:Eur
こういう狭い環境は
いじめをなくせない
けどやめれる環境は作らないと
いじめをなくせない
けどやめれる環境は作らないと
96: 名無し 2016/09/12(月) 00:21:24 ID:jbh
>>94
そう。ほんとにそれです。やめられる環境が必要ですね。
そう。ほんとにそれです。やめられる環境が必要ですね。
98: 名無し 2016/09/12(月) 00:23:06 ID:Eur
>>96
変に引き留めるよね
変に引き留めるよね
99: 名無し 2016/09/12(月) 00:23:47 ID:jbh
>>98
そうなんですよ。この吹奏楽部は人数が少なかったのも原因でしょうね。
そうなんですよ。この吹奏楽部は人数が少なかったのも原因でしょうね。
103: 名無し 2016/09/12(月) 00:26:35 ID:Eur
>>99
それでもやめたいなら辞めないとね
それでもやめたいなら辞めないとね
8: 名無し 2016/09/11(日) 23:25:41 ID:EJE
高校吹奏楽だったけど、顧問の人がコンクールは「テンポがどう音程がどうとかで個人の音楽性を否定してる」とかなんとかいってかなり自由にやらせてくれたからかなり楽しかったぞ
9: 名無し 2016/09/11(日) 23:26:35 ID:n3s
>>8
羨ましい……
高校では吹奏楽部入らなかったけど、確かに楽しそうだったなあ
羨ましい……
高校では吹奏楽部入らなかったけど、確かに楽しそうだったなあ
13: 名無し 2016/09/11(日) 23:29:16 ID:EJE
>>9
1.2年の時は自主開催コンサートだけを目標にやってたけど、3年の時に「学校側に色々言われて今年からコンクールに出なくならなきゃなった、おまえらは気にせずいつも通りやれ」って言われたわ
中学の吹部ってかなりシビアな感じしたもんな
1.2年の時は自主開催コンサートだけを目標にやってたけど、3年の時に「学校側に色々言われて今年からコンクールに出なくならなきゃなった、おまえらは気にせずいつも通りやれ」って言われたわ
中学の吹部ってかなりシビアな感じしたもんな
16: 名無し 2016/09/11(日) 23:31:04 ID:n3s
>>13
高校生ともなるとみんな大人だからね。
ちゃんと周囲を思いやることができるんだと思う。
いい思い出ですね。
上から目線ですいませんが、その先生はとてもよい方だと思います。
高校生ともなるとみんな大人だからね。
ちゃんと周囲を思いやることができるんだと思う。
いい思い出ですね。
上から目線ですいませんが、その先生はとてもよい方だと思います。
27: 名無し 2016/09/11(日) 23:35:24 ID:EJE
>>16
コンクールでは賞も取れなかったけど、みんな満足いける演奏してたし、よかったって声も多かったよ、あんまり詳しくないけどコンクール向けの音楽性じゃないって他の学校の人に言われた
あの先生の音楽性だとか人生観には20代のいまでもかなり影響を受けてますよ、すごい良い先生に当たったと今でも思ってる
コンクールでは賞も取れなかったけど、みんな満足いける演奏してたし、よかったって声も多かったよ、あんまり詳しくないけどコンクール向けの音楽性じゃないって他の学校の人に言われた
あの先生の音楽性だとか人生観には20代のいまでもかなり影響を受けてますよ、すごい良い先生に当たったと今でも思ってる
29: 名無し 2016/09/11(日) 23:35:57 ID:n3s
>>27
なるほど。素敵な話をありがとうございます。
なるほど。素敵な話をありがとうございます。
コメント
コメント一覧 (3)
客観的に見ると何やってんだとしか思えないけど、いざ自分が同じ境遇に置かれると、同じようにいじめたりいじめられたりしてたかもしれない
管理人:歴史好き
が
しました
基本的に外部に頼るしかない
管理人:歴史好き
が
しました
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