絶対王政と市民革命
イギリスの繁栄>
18世紀 オランダ→イギリスの時代に
王が強い権力を持つ絶対王政を倒し、立憲君主制・政治の基礎が作られた。
1642年 清教徒革命
1688年 名誉革命→民主主義の確立
→18世紀後半に産業革命→世界最強国に

<アメリカの独立>
当時、アメリカはイギリスの植民地
1775年 独立戦争
     →ワシントンを主導者に本国からの新しい税と弾圧に抗議
1776年 独立宣言
1788年 アメリカ合衆国憲法を制定
     (人民主権・連邦制・三権分立など)

<フランス革命>
官僚制+常備軍=絶対王政・・・国王が絶対的な権力を握っていた
      ↓
1789年 フランス革命
・身分の特権を廃止
・人権宣言を発表(自由・平等・人民主権・私有財産の不可侵など)
      ↓
ナポレオンが台頭(ヨーロッパの大部分を征服)


産業革命と欧米諸国・・・資本主義の時代へ
<産業革命>
18世紀のイギリス
軽くて美しいインド綿布が好評
→対抗できるものをつくるために新しい発明や技術革新の努力がなされる
→蒸気力で動く機械が実用化され、大量生産が可能に
 (蒸気機関車・製鉄・機械・車両・造船・武器など)
→19世紀には「世界の工場」とよばれるようになった

<資本主義の社会>
資本主義・・・生産の元手となる資本をもつ者が労働者を雇って生産するしくみ
       産業革命によってできあがった社会
→ものが豊かになり、生活は便利に
→しかし新たな社会問題も生まれる
・貧富の差
・労働災害(過労死など)

社会主義・・・資本主義を批判 理想の共同体をめざす

<19世紀の欧米諸国>
○イギリス
・二大政党政治
・教育の充実や外交政策
・自由と進歩の考えが広まる

○ドイツ 「鉄血政策」
・ビスマルクによる富国強兵制策
・国の保護のもとで重化学工業や医学が発達
・社会主義者は弾圧

○アメリカ
・大量の移民を受け入れ農業と工業が発達
・自由貿易や奴隷制をめぐる対立
1861年 南北戦争(リンカーンの奴隷解放宣言)
大西洋から太平洋にまたがる大陸横断鉄道を建設     
→資本主義大国へ

ヨーロッパのアジア侵略・・・市場を海外へ
<イギリスのアジア貿易>
19世紀 資本主義の影響が世界中におよぶ

ヨーロッパがアジアに求めたもの
・茶、絹・陶磁器のような物産
・工業製品を売るための市場開放

イギリスが欧米の先頭に立ってアジア進出をした

<アヘン戦争(1840年~42年)>
清がアヘンを厳しくとりしまる←イギリスが軍艦を送り屈服させる(アヘン戦争)
南京条約
・上海などの港を開かせる
・香港をイギリス領に
・領事裁判権を認めさせる
・多額の賠償金を支払う
      ↓
清の農民に重税がかかる
→洪秀全を中心に、太平天国の乱勃発。
貧富の差のない社会をうったえる。

<インドの植民地化>
イギリスの支配が内陸まで及ぶ→従来の産業衰退
1857年 インドの大反乱→イギリス軍により鎮圧
          
開国と不平等条約
<ペリーの来航>
中国との貿易船や捕鯨船の中継地としてアメリカが日本を開国させようと計画   
       ↓
1853年 ペリー来航
1854年 日米和親条約・・・下田と函館の2港を開港
               アメリカ船への物資供給
→イギリス・オランダ・ロシアとも同じ条約を結ぶ
  

<不平等な通商条約>
1858年 日米修好通商条約
・大老 井伊直弼が朝廷の許可を得ないまま締結→桜田門外の変につながる。
・函館、神奈川(横浜)、長崎、新潟、兵庫(神戸)の5港開港
・自国の法で、外国人を裁けない領事裁判権を認め、
・輸入品の税率が定められない関税自主権がない不平等条約であった。

<開国の影響>
輸出品:生糸や茶など
輸入品:毛織物・綿織物・武器・艦船など

最大の貿易相手国:イギリス   
  最大の貿易港:横浜

安価な綿製品の大量輸入→国内生産地に打撃
→物価も上昇→外国人を排斥する運動(攘夷運動)が高まる

江戸幕府の興亡
<尊王攘夷の高まり>
尊王攘夷=攘夷は天皇の意思
→1860年 桜田門外で井伊直弼が暗殺される

1863年 長州藩が下関海峡を通過する外国船を砲撃
   翌年 四国艦隊(イギリス・フランス・オランダ・アメリカ)に攻撃される
     →実力の違いを痛感

<倒幕への動き>
尊王攘夷運動をおさえるため→長州征伐
長州藩や薩摩藩は攘夷よりも強力な統一国家を作ることを目指す。
1866年 薩長同盟(長:木戸孝允 薩:西郷隆盛・大久保利通)
      ※仲介は土佐藩の坂本竜馬

「ええじゃないか」といって人々が熱狂する騒ぎ(世直しを期待)
→全国各地に広がる

<大政奉還と王政復古>
第15代将軍 徳川慶喜
幕府:大規模な陸海軍の改革を行う
薩長:1867年10月 薩摩藩や長州藩が倒幕の密勅を得たとする
        ↓
幕府:倒幕を恐れ、慶喜は政権を朝廷に返上する(大政奉還)
        ↓
薩長:朝廷を動かして王政復古の大号令を発す
   慶喜に対し、官職や領地の返上を命じる

1868年1月 戊辰戦争が始まり、幕府は滅ぶ。


明治維新・・・幕藩体制から天皇親政体制へ
<明治政府の政策>
・五箇条の御誓文・・・明治政府の基本方針
・版籍奉還・・・藩主が治めていた土地を、政府に返還させた
・四民平等・・・皇族以外は、全て平等であるとしたが、差別は残った
・地租改正・・・財源確保のため、地価の3%を納めさせた
 徴兵令・・・満20歳以上は3年間の兵役を負った。

自由民権運動
<士族の反乱>
戊辰戦争で活躍した薩摩士族だが、長州藩に比べると見返りは少なく、不満が募った。
幕府の政治に不満を持った西郷隆盛を中心に、西南戦争がおこる。

<民権運動の進展>
板垣退助らが国会開設を求める民選議院設立建白書を提出し、議会政治の実現を目指す自由民権運動がはじまった。それに伴い地租改正や徴兵令に反対する農民は各地で一揆をおこし、政府は地価を3%から2.5%に引き下げた。特に、埼玉で発生した秩父事件は最大の農民一揆で、政府はこれを軍隊で鎮圧した。

<立憲国家の成立>
自由民権運動は成功し、板垣退助を党首とする自由党と、大隈重信を党首とする立憲改進党が結成された。同時期、伊藤博文は君主権が強い憲法を持つドイツに留学し、憲法の草案を作成した。この伊藤博文は初代内閣総理大臣に、伊藤が草案を作った憲法は、大日本帝国憲法として国民に発布された。
日本初の国会である帝国議会は皇族や貴族を中心とする貴族院と、選挙で選ばれた議員で構成される衆議院の二院制であった。民選の衆議院であったが、選挙権は直接国税を15円以上納める25歳以上の男子に限られた。


日清戦争と日露戦争
日本は着々と力をつけつつあったが、欧米に対抗するには外交面での力が足りなかった。しかし、イギリス人船長が日本人乗客を見殺しにしたノルマントン号事件を契機に、領事裁判権を廃止する世論が高まった。そして、陸奥宗光は領事裁判権を撤廃することに成功した。また、もう一つの不平等な条約であった関税自主権も、1911年に改正が成功する。

<日清戦争>
朝鮮では、外国政府に対抗する農民を中心に甲午農民戦争が勃発し、これを契機に日清戦争が勃発した。これに勝利した日本は下関条約で、清にリャオトン半島と3億円の賠償金を渡すことを命じた。
しかし、ロシアとドイツ、フランスはリャオトン半島を清に返すように命じ、日本はこれを受け入れた。この3国の要求を、三国干渉という。

<日露戦争>
中国では排外(外国を追い出す)運動が強まり、義和団と呼ばれる人たちが、各国の大使館を包囲したが、日本を主力とする連合軍がこれを鎮圧した。資源が豊富な中国を支配しつつあった日本から中国を奪おうとロシアは南下を計画する。この動きを察知した日本はイギリスと1902年に日英同盟を結び、1904年日露戦争が勃発した。この戦争に苦戦しつつも勝利した日本は、1905年ポーツマス条約を結び、南満州鉄道の利権や、樺太の南半分などを得た。

日本の産業革命の発展
<産業革命の発展>
産業革命・・・家内製手工業機から、機械制大工業に
日清戦争後 
富岡製糸場を中心に、紡績・製糸など軽工業が発展した。
  
日露戦争後 
八幡製鉄所を中心に、重工業が発展 
    
・石炭の採掘→九州(筑豊)・北海道・満州


<資本家と労働者>
・三井、三菱、住友、安田は産業革命で発展し、財閥と呼ばれた

○交通業
1889年 東海道線全線開通

○工場労働者
・女性が多い
・賃金は安く・長時間労働(製糸14~18時間)
・男性は鉱山業や運輸業へ

<地主と農民>
都市の増加&鉄道の普及→農作物が商品化
くわの栽培(生糸生産に必要)、養蚕
小作人になる人や資本家になる人が出てくる→生活が豊かに
一方、零細な農民や土地を失った小作人は生活が苦しかった

<公害>
足尾銅山鉱毒事件(栃木県)
鉱毒により渡良瀬川下流一帯が農耕不能に
→田中正造が国会議員として政府を追及


近代文化の形成
<日本の美と西洋の美>
西洋文明を取り入れた新しい日本文化
<美術> 
フェノロサ・・・日本画の復興(with岡倉天心)
日本画:横山大観・狩野芳崖
 彫刻:高村光雲「老猿」

西洋文化を取り入れた文化
・黒田清輝「舞妓」

<音楽>
・滝廉太郎「荒城の月」

<文学>
○見たままを考えたように書く=言文一致
ロマン主義:個性を重んじる
・与謝野晶子
・樋口一葉「たけくらべ」
自然主義:社会の現実を直視する
・夏目漱石「草枕」「我輩は猫である」
・森鴎外「舞姫」「雁」

<教育>
就学率 
1891年50%→1907年97%      
1907年 義務教育4年→6年
・中等・高等教育拡充
・女子教育重視

主な研究(自然研究の発達)
・志賀潔(赤痢菌を発見)
・大森房吉(地震計を発明)
・長岡半太郎(原子模型の研究)
・鈴木梅太郎(ビタミンB1を創製)
・野口英世(黄熱病の病原体の研究)


第一次世界大戦とロシア革命
<第一次世界大戦>
ドイツ・オーストリア・イタリア=三国同盟(同盟国側)
ロシア・フランス・イギリス  =三国協商(連合国側)

バルカン半島=「ヨーロッパの火薬庫」
※ロシア・・・南下政策→スラブ民族や正教会の動きを支持
      →オーストリアはこれを警戒

1914年 サラエボ事件
オーストリア皇太子夫妻がセルビアの青年に暗殺される
→第一次世界大戦の始まり

<社会主義革命>
1917年 ロシア革命
労働者がストライキ→代表会議(ソビエト)が広がる
     ↓
レーニン指導のもと社会主義政府が誕生←連合国はシベリア出兵で干渉
     ↓
1922年 ソビエト社会主義共和国連邦成立
          
<ベルサイユ条約と国際連盟>
1918年 ドイツが降伏する(第一次世界大戦終戦)
1919年 パリ講和会議
○ベルサイユ条約
・ドイツに巨額の賠償金と軍備縮小をおしつける
・帝国の解体で多くの国が独立

○国際連盟
・アメリカのウィルソン大統領の提案(民族自決)
・世界平和と国際協調
・イギリス、フランス、イタリア、日本が常任理事国
・本部はスイスの都市ジュネーブ
・大国が不参加(アメリカ・・・議会が反対、ソ連・・・他国が認めず)

1921年 ワシントン会議
・太平洋地域の現状維持(4カ国条約)
・中国の独立と領土の保全(9カ国条約)
・海軍軍縮(米:英:日:仏:伊=5:5:3:1.67:1.67)

1919年 ワイマール憲法
・主権在民
・20歳以上の男女の普通選挙権
・労働者の団結権

アジアの民族運動
<中国の反帝国主義運動>
1915年 二十一か条の要求
・山東省のドイツ権益の継承→パリ講和会議で正式に認められる
・旅順、大連の租借期間延長       
      ↓
中国の反日感情爆発
1919年 五・四運動
学生集会→帝国主義に反対する国民運動に発展
→孫文が党名を「中国国民党」と改め、中国共産党と協力

<朝鮮の反帝国主義運動>
1919年 三・一独立運動
ソウルで知識人や学生が独立を宣言 「独立万歳」

<インドの民族運動>
イギリス・・・大戦後に独立を約束するも守らず
      →ガンディーの指導による運動「非暴力・不服従」

大正デモクラシー

<第一次護憲運動>
1912年 藩閥 桂内閣→議会を無視する態度を取った
      ↓
憲政擁護運動(立憲国民党の犬養毅・立憲政友会の尾崎行雄ら)
      ↓
桂内閣退陣

<大正デモクラシーの思潮>
○吉野作造
・民本主義を主張(普通選挙によって民意を政治に反映させる)
○美濃部達吉(憲法学者)
・天皇機関説を唱える(天皇は国家の最高機関として憲法に従って統治する)

米騒動後、原敬を首相とする本格的な政党内閣が誕生

<普通選挙法の成立>
1924年 第二次護憲運動
→憲政会の加藤高明を首相とする連立内閣
(他に立憲政友会の高橋是清・革新倶楽部の犬養毅)

1925年 普通選挙法・・・25歳以上の男子全員に選挙権
      治安維持法・・・共産主義に対する取り締まり

広がる社会運動
<社会運動の高まり>
1912年 友愛会(労働者の地位向上を目指して結成)
1921年 日本労働総同盟に発展→労働運動を指導

農村でも  小作争議・・・農民が小作料の引き下げを要求
1922年 日本農民組合結成→農民運動を指導

<社会主義の活動>
1901年 社会民主党誕生(日本初の社会主義政党)
      ↓
   即座に禁止

1910年 天皇の暗殺をくわだてた→12人が処刑(大逆事件)
                  ほとんどが本当は無罪だった
1922年 日本共産党結成
 
<解放を求めて>
1922年 京都で全国水平社が結成→全国へ
1930年 北海道アイヌ協会

<女性運動の台頭>
青鞜社・・・平塚らいてうが活動


都市化と大衆文化
<都市の生活>
・ガス、水道、電気の普及→西洋風の生活様式
 ※「文化住宅」・・・ガラス窓・西洋間の採用
・洋食の普及(カレーライス・とんかつ・コロッケなど)
・働く女性の増加(バスガール・電話交換手など)

<大衆文化の登場>
・新聞や雑誌、単行本(1冊1円)の発売
・活動写真(無声映画)→トーキー(有声映画)やレコード
・1925年にラジオ放送が始まる

<人文・社会学>
西田幾多郎「善の研究」=東洋と西洋の哲学を統一
<文学>
人道主義
志賀直哉「暗夜行路」
谷崎潤一郎
芥川龍之介「羅生門」
<美術>
安井曾太郎
<音楽>
山田耕作


世界恐慌
<世界恐慌>
第一次世界大戦後 世界経済の中心はアメリカに
      ↓
1929年 ニューヨークの株価が暴落
      ↓
世界中に広がり、世界恐慌に

<各国の政策>
○ソ連(計画経済)
・スターリンの独裁体制
・1928年「五カ年計画」・・・重工業中心の工業化と農業の集団化
・恐慌の影響→なし

○イギリス・フランス(ブロック経済)
・本国と植民地との関係を密接に(英:オーストラリアやインド)
・それ以外の国の商品に対する関税を高くした

○アメリカ(ニューディール政策)
・ルーズベルト大統領による政策
・公共事業(テネシー川開発公社)
・産業の復興
農業調整 

<ファシズム>
○イタリア
・ムッソリーニ率いるファシスト党
・世界恐慌→経済が行きづまる→エチオピア侵略(1936年併合)

○ドイツ
・ヒトラー率いるナチス党
・ドイツ民族の優秀さとユダヤ人の迫害を訴える
・1933年実権を握る→民主主義を無視、国際連盟脱退→再軍備

※ファシズム・・・反民主主義・反自由主義をかかげる全体主義

<世界恐慌と日本経済>
1927年 金融恐慌(銀行倒産など)
    世界恐慌→生糸の輸出先であるアメリカで起きたため、大打撃(昭和恐慌)
    農民の生活は困窮に→労働争議・小作争議の激化
1930年 ロンドン海軍軍縮会議→軍人達の反感をかう

日本の中国進出
<満州事変>
1927年 中国国民党 蒋介石→南京に国民政府を樹立(統一にのりだす)
      ↓
1931年 満州事変・・・関東軍が柳条湖で満鉄の線路を爆破→軍事行動へ
      ↓
1932年 清朝最後の皇帝溥儀を元首とする満州国を建国
      ↓内閣は否定的
1932年 五・一五事件・・・海軍将校のクーデターで首相犬養毅暗殺
      ↓
1933年 国際連盟は建国を認めず→日本は国際連盟を脱退
      ↓
1936年 二・二六事件・・・陸軍の青年将校によるクーデター
      ↓
1936年 日独防共協定を結ぶ(翌年には日独伊枢軸が形成)

<経済の回復と重化学工業化>
世界的な不況→円相場の下落→綿製品や雑貨の輸出が増加
イギリス・フランスとは経済摩擦が発生(ブロック経済のため)
軍需と政府の保護→重化学工業

日中全面戦争
1937年 盧溝橋事件・・・日中戦争が始まるきっかけ
日本 華北→華中へ攻めていく→南京攻略
       ×
中国 国民党と共産党が協力して日本に対抗した(抗日民族統一戦線)
        ↓
1938年 国家総動員法・・・国の産業・経済から国民生活のすべてにわたって
               戦争に動員できる権限をもった
        ↓
1940年 政党解散→大政翼賛会結成


第二次世界大戦
<ドイツの動き~大戦へ>
1938~1939年 オーストリア、チェコスロバキア西部を併合
       ↓
1939年 イタリアと軍事同盟  ソ連と不可侵条約を結ぶ
       ↓
1939年 ポーランドを攻撃←イギリス・フランスが宣戦布告
       ↓
    第二次世界大戦がはじまる
       ↓
1940年 フランスのパリを占領
    日独伊三国同盟を結ぶ
       ↓
1941年 ソ連も攻撃

○ドイツの政策       
・ユダヤ人への弾圧(アウシュビッツ強制収容所・アンネの日記)


アジア・太平洋での戦い
<東アジアの動き>
○日本
中国との戦争が長期化→東南アジアに進出(イギリスやフランスの植民地)
大東亜共栄圏・・・アジアから欧米勢力を追い出し、アジアだけで栄える

1941年 ソ連と中立条約を結ぶ

<太平洋戦争の始まり>
日本がフランス領インドシナを占領→アメリカが軍需物資と石油を輸出制限
       ↓
1941年12月8日 ハワイ真珠湾攻撃
       ↓
太平洋戦争始まる
1942年 ミッドウェー海戦に敗退→決定的な打撃
      大都市の小学生→疎開

<戦争の終結>
1943年 9月 イタリア降伏
1945年 5月 ドイツ降伏

1944年    サイパン島陥落
1945年 3月 東京大空襲(8万人以上が犠牲)
         本土決戦(沖縄)

1945年 8月 6日 広島に原爆投下
      8月 9日 長崎に原爆投下
      8月12日 ソ連が参戦
      8月15日 ポツダム宣言を受け入れ、敗戦


戦後の世界
<占領と日本の民主化>
日本の領土が北海道・本州・四国・九州とその周りの島々に限られる

連合国最高司令官総司令部(GHQ)による統治
最高司令官 マッカーサー
○戦後改革
・国際軍事裁判(東京裁判)→戦争責任のある軍人や政治家を裁く
・選挙権(20歳以上のすべての男女)
・財閥解体→独占の禁止
・農地改革(地主と小作人の関係をやめ、小作人が農地を持ち、自作農に)

○憲法
日本国憲法 1946年11月 3日 公布
      1947年 5月 3日 施行
三大原理:国民主権、平和主義、基本的人権の尊重

その他:教育基本法・民法・地方自治法など


<二つの世界とアジア>
○国際連合
・1945年発足
・本部はアメリカの都市ニューヨーク
・安全保障理事会
→5つの常任理事国(米・仏・英・中・ソ連)

○冷戦
アメリカ(資本主義国・西側) VS ソ連(社会主義国・東側)
ドイツ・韓国・ベトナムを二つに分断

西側:北大西洋条約機構(NATO)
東側:ワルシャワ条約機構

<植民地の解放とアジア>
大戦後、アジア・アフリカ諸国が次々と独立(例:インド・フィリピンなど)
○中国
国民政府 VS 共産党
共産党が勝利 1949年 中華人民共和国成立
国民政府→台湾へ

○韓国・朝鮮 
1948年 北緯38度線を境に
      北に朝鮮民主主義人民共和国
      南に大韓民国が成立
           ↓
1950年 朝鮮戦争が始まる
・この影響で日本は好景気(特需)に
・警察予備隊がつくられる→のちに自衛隊に

<国際社会に復帰する日本>
1951年 
①アメリカなど48か国とサンフランシスコ平和条約を結ぶ
②アメリカと日米安全保障条約を結ぶ
※アメリカ軍の駐留を認める

1956年 日ソ共同宣言→日本、国際連合に加盟

<高度経済成長の中の日本>
○日米関係と沖縄復帰
1955年 自由民主党、日本社会党が成立
1960年 新安保(日米安全保障条約)を結ぶ(←大きな反対運動がおきる)
1972年 沖縄が日本に復帰

○高度経済成長
1950年代から20年近くにわたって高い成長率が続いた
・国民総生産(GNP)は5倍に
・家電製品や自動車が普及
  
新たな問題
・公害(水質汚濁・大気汚染)
・オイルショック(1973年)
・貿易摩擦

○アジアとの関係
1965年 日韓基本条約
1978年 日中平和友好条約

<現代の日本と世界>
○バブル経済・・・1980年代後半
企業がもつ、余ったお金→株式や土地の投資→株や土地の価格上昇
→90年代に入り、崩壊(バブル崩壊)→平成不況

冷戦後の世界
1989年~91年 東側陣営崩壊(ベルリンの壁・ソ連解体)→冷戦終結
※しかし民族、宗教、文化の違いから争いはまだ生まれている
2001年 同時多発テロ
2003年 アメリカがイラクを攻撃