筋肉を動かして勉強すれば、記憶力UP!
まず1番に言いたいこと。それは、筋肉を使いながら勉強すれば効率が良いということである。脳と筋肉はつながっている。筋肉を刺激することによって、脳を刺激することができるのだ。
「あの子はスポーツをやっているのに、勉強ができるねえ」
とよく言われるが、実はこの発言、的はずれなのだ。
「あの子はスポーツをやっているから、やっぱり勉強できるのね」が正解。
もっと正確に言えば、スポーツをやっているからではなく、「筋力がある」から。
鍵を握っているのは「神経」。私たちは神経があるから、行動できるのだ。
脳→神経→筋肉→行動
これは、誰でも知っていることだが、大事なのはこの矢印の反対方向の動きも
成り立っているということである。
行動→筋肉→神経→脳
つまり、筋肉を動かすことで、脳に刺激を与えることができるのである。
そこで最大の効率を上げるための勉強法として
「筋肉を動かしながら記憶する」という勉強法をおすすめしたい。

大声を出しながら部屋中をグルグル回って記憶する
暗記物をするには音読が1番。目で読んだだけでは、なかなか、覚えられない。
目だけでなく、耳・口を使うこと。
“繰り返し何度も音に出す方が記憶の定着率は格段に上がる”。
音読するときのポイントは、“音読を始める前にその内容を理解しておく”ということ。
つまり、“覚えるときには覚えることに集中する”ということである。
1日に集中して何度か音読し、ある程度まで内容を押さえたら、翌日に再度音読し軽く復習をすると、更に効果が上がる。
さらに音読をする際のポイントをもう1つ。
「机の前に座って行うのは避けるべし」ということ。座って読むだけでは、気が滅入ってしまうので、歩き回りながら音読を行うのが良い。動きを伴いながら音読するので、5感をフルに使って暗記することができるのだ。

暗記の基本は「ゆっくり3回、早く3回」口に出す
記憶に定着させるには音読が1番。ただ、コツがある。

1.ゆっくり3回、声に出して言ってみる。
2.今度は早口で3回、声に出して言ってみる。

最初に、ゆっくりと落ち着いて声に出すことで、正確に脳に信号を送る。
次に早口でリピートすることで、脳を活性化させ、記憶に定着させるわけだ。

ひたすら何度も読んで記憶する
教科書や参考書などは何度も繰り返し読み、流れを頭の中に入れればよい。
読むとき、ペンなどは何も持たず、本を読むような感覚で、何度もとにかく繰り返し読むのだ。このやり方のコツは“全部を丸暗記しようとするのではなく、全体の流れをつかみ、出てくる用語が全部理解できていれば良し”とすること。
また、読み込む際には“速読”が基本。
時間を短縮するために、できるだけ速いスピードで読む。またこれは“テストに向けた訓練”という意味合いもある。日頃から、速く読む訓練をしておけば、読解問題の練習になる。この速読は、何度も読み込む内に自然とできるようになる。
「初めはゆっくり読み理解していく。その後、何度も読んでいくと、用語の意味や人名などが頭に入ってくる。すると、回を重ねるごとに、速く読めるようになっていく。最終的には内容がほぼ頭に入っているので、サーッと流して読めるようになる。何度も読んで完璧に理解すれば、その文章をザッと流し見するだけで、不思議と目から頭の中へ内容がスムーズに入っていく。」

小さな範囲を重点的に繰り返し読む
仮に今1時間の勉強時間が与えられたとする。その時間でどのように勉強するか。
勉強する範囲が広範囲に及ぶならば、なるべく先にとにかく進んでいく……と、こうなるケースが多いのではないか。
ただ、人間の記憶の仕組みを考えると、1度に大量の知識を覚えようとするのはあまり良くない。1回の勉強単位で考えるなら、広範囲をザッと詰め込もうとするのではなく、限られた範囲を繰り返し勉強する方が効果的である。
「また、参考書を読むならば、すぐに頭にたたき込もうとするのではなく、初回は軽く読む程度に。回を重ねるごとに、深く理解するようにする方が、勉強がスムーズに進む。」

長い文章を丸ごとすべて記憶する
「記憶したいところを、とにかく繰り返し読む。ひたすら読んで覚えていく。
 それも文章をまとめて覚えていく。」
この時に大事なのは、その記述文を完璧に理解し、分からないところや疑問点が全くない状態にすること。その後何度も読んで記憶していくのだ。
この手法は繰り返し読むことがポイントであるため、1度読んだら2、3日おいて再度読む。というペースで勉強していく。また“重要な用語には色ペンで線を引き、そこを意識しながら読むようにする”とその重要語がより印象強く頭に入ってきやすい。
このやり方の優れているところは、“場所を問わずどこでもできる”点にある。コマ切れ時間をつかって、ひたすら読んでいけばいい。
またこの方法の、もう1つの優れているところは“覚えた文章の中にあった違う用語も連鎖的に思い出せる”ということ。これはかなり有効な試験対策になるに違いない。

分からないところは10回音読する
教科書や参考書で勉強していると、訳が分からないところが出てくることだろう。そういうときは悩む前にとりあえず10回音読すればよい。それだけやれば少しは頭に入る。そうしてから先生に質問するのだ。音読する前に比べて、知識的に少し入っていることもあり、説明をよりスムーズに理解することができる。もしかしたら、質問をせずとも、自力で理解することが出来るかも知れない。

暗記するときは、耳栓をしてささやく
学習をするときに耳栓を活用しよう。「ああ、外部の騒音対策か…」と思う人も多いと思うが、ここで耳栓をしようと言うのは、何も外の音を遮断しようと言うだけのものではない。
ここで少し実験をする。
①ここまで数行の文章を声に出して読んでみる。
②次に、左右両方の耳の穴に人差し指を入れて耳に栓をする。
 その状態で、同じように音読する。
どうだろうか?全く違う感じがしないだろうか?
②の方が自分の声に集中できると思う。これがポイント!
あえて耳をふさぐことにより、骨伝導で音読の音がいつもとは違った刺激となって脳に伝わる。いつも聞いている自分の声とは少し異なる、違った感覚を味わいながら学習することによって、非常に高い学習効果を期待できるのだ。
ちなみに音読の時には、大声を出す必要はない。むしろ小声でささやくように言う方が効果的。これは、人間は小さい音の方が神経を集中させやすいからである。
(ひそひそ話の内容が、妙に気になるのはそのため。)

読んで記憶できないときの最終手段
「何度読んでも記憶できない」というのが、単語単位であると思う。そんなときは覚えられない単語を紙になぐり書きして、頭にたたき込む。
繰り返し読み、覚えにくい単語は紙に何度も書き散らかして暗記。このやり方がベストである。

覚えるときには1度1度目をつぶる
ある事柄を覚えたいときは、まずじっとそれを見たり読んだりして「理解」したあと、目をつぶること。一度視野を遮断することにより、それまで見ていた事柄が
「記憶」しやすくなる。
そして目を開け、今覚えたことを思い出してみる。これが「定着」。もちろん1回では覚えられないので、もう一度それをよく見る。すると「そうそう、こうだった」と思うだろう。これを「AH体験」という。「AH(ああ)!」と思ったときに、脳の側頭葉に電気が走り脳に衝撃がいき、記憶が強固になるのである。
「定着」の段階では、頭で思い出すだけではなく、書いてみたり、問題を解く。そしてたくさん失敗しよう。その方がたくさん「AH体験」ができる。
余談だがテストでも低い点数を取った方がラッキーである。90点だと後たった10点分しか学習できないが、60点だと後40点も学習できるからだ。
低い点数を取ったら「ラッキー!これでたくさんAH体験ができるぞ」と思うようにしよう。

机に向かわず寝っ転がって読む
ただ読むだけという作業は、机でやらない方が良い。“軽く読むときは寝っ転がって”というのがベターである。
机に向かって読んでいると「勉強をしているようで休んでいる」といった感じになってしまう。しかし寝っ転がって、読んでいると「休んでいるようで勉強している」という感じで気分の問題だがお得感がある。
せっかく机の前に座ったのに、ただ読むだけの作業をするのはもったいない。それならベッドに横になり体を休めつつ読んだ方が良い、という考え方である。

コマ切れ時間の有効利用
勉強は時間が空いたらどこでも。
勉強は机の上だけでするものではない。優秀な成績を収めている者は「勉強は時間があいたらどこででも」している。特に「単語の暗記など机の上でなくてもできること」は“すきま時間”を利用して覚えるにかぎる。
机の前では問題集を解くなど、その場でしかできないことをするべきである。

テレビを見ながら記憶する
「暗記物はコマ切れ時間単位でできるもの」として、“テレビのCMの時間を利用する”というのも手である。
CMの時間にボーッとしているよりかは、一つでも多くのことを覚えた方がよい、ということだ。ただ、これにはコツがある。
「CM中に記憶するなら、〈この時間内になんとしても単語を5個覚える〉と意気込むのではなく、“あくまで余裕を持ってやる方が良い”。“覚えられれば儲けものだな”くらいの気持ちで記憶するようにすると、かえって頭に入ってくる。もちろんテレビが面白かったら、そちらに熱中してOK。そのくらいのノリでやっていく方が、結果的に効果が上がる。」

小さな弱点ノートを作る
何度勉強しても不思議と頭に入ってこない事柄というのがある。複雑な名前だったり、流れがよく分からなかったり…。そういった自分の“弱点”は小さなノートにすべてまとめ、試験前などにまとめて見直せばよい。
授業や模試で分からなかったところや、特に重要なところ、あるいは以前教わったのに覚えていなかったところをその場で“弱点ノート”に書き留めておく。
この弱点ノートは全教科共通の一冊。
「あっ、これはダメだな、と思ったらすぐにその場でメモするのだから、
 手軽に使える方がよい。また、色々な教科を1度に確認できる。」
“テスト直前に弱点を総ざらいできるノート”というのを目標につくればgood。
弱点だけがまとまっているので、頭にも入りやすい。

生活の中で記憶する
ノートの表紙にヒントを書いて記憶する
各教科で絶対に覚えたい用語や、理解しにくかった箇所、あるいは苦手な内容があれば、ノートの表紙にメモ書きし、ふとした折りに何となく眺めれば良い。
 表紙に書かれた文字というのは、ノートを横に置いているだけで何となく目に入ってくる。ページをめくる必要すらないので、チラッと目を向けて見る、と言うことが気軽にできる。なので、ノートの表紙に重要単語などを“書いておく”と知らず知らずのうちに頭に入ってくる。

参考書・教科書の表紙・裏にも書き込む。
また、教科書の表紙や裏の余白はフル活用すべし。絶対に覚えたい用語などは、表紙にデカデカと書いておく。

学校の授業をしっかり理解する
その場で理解してしまうことに意識を集中!
新しいことを理解するのは大変、従って授業の内容は後回しにするのではなく、授業中に全部理解してしまおう。
「知らなかった知識を理解するのは、エネルギーがいること。それを学校の授業で理解してしまえば、後は暗記するだけの状態だからラク。逆に授業で理解できないと、また同じ事を繰り返さなければならない。授業中に1発で理解しておけば、違うことに使えた時間なのにもったいない。」
授業中に理解できなかったことは、先生や友達に質問したり、休み時間に考えて、消化しておく必要がある。“その場で必ず、消化しておくこと”が大切なのだ。

復習するのは早ければ早いほうがいい
復習するのは、いつが良いのだろうか。その答えは「すぐやる。早ければ早いほうが良い」である。ドイツの心理学者エビングハウスの忘却曲線によると、人は覚えたものを1時間で56%も忘れてしまうのだ・・・。
つまり、学生ならば休み時間の最初の3分間でやるのがベスト。
「え?たったの3分?」と思われるかも知れないが、たったの3分で十分。それ以上は不要。ポイントを思い出してチェックするには3分で十分だからだ。ココで復習すれば、知識が脳にビシッと定着する。
授業後の3分復習を習慣にできたら、これまでとは全く違った、さらなる輝いた人生を歩むことになるだろう。

勉強をサポートするテクニック
猫背をやめれば、学習効果グーンとUP!
猫背は悪いことばかりである。まず、肺が圧迫されるため、たくさんの空気を吸うことができなくなる。その結果、たくさんの酸素がいかなくなり、頭の回転が悪くなる。また、首や肩にかかる負担が大きくなり、肩こりや頭痛の原因になってしまう。良い姿勢をしていれば長時間さえた頭で考えることができるのである。
よって、姿勢を良くして学習しよう!立って学習するのもおすすめ。立って勉強すると首に負担がかからない。また、立っていることで眠くならないのだ。
だら~っと背中を丸めて座ったままの姿勢よりも、何倍も効果的に学習できる。

学習前の3分間軽くストレッチをする
学習前はストレッチをしよう。そうすることによって、体の血流が良くなり、酸素が体の隅々にまで行き渡るようになるのだ。
具体的に何をすればいいのかというと「首回し・肩回し」。首をゆっくり3回ずつ左と右に回すことで、脳への血流がスムーズになる。さらに肩胛骨(けんこうこつ)を意識しながら、肩を前と後ろに3回ずつ大きくまわして背中のコリをとれば良い。←人の疲れは背中にたまるから。

利き手でない手を、遊ばせない
人間の体は右半分と左半分がそれぞれ真逆の左脳と右脳にリンクしている。すると右利きの人は(右半身をよく使うことから)左脳を活発に使っていることになる。
勉強するとき、右腕だけを動かしていて、左手を動かしていなければ、活動しているのは左脳だけと言うことになり、これは非常にもったいない。左腕も動かして、右脳も活動させるべきだ。
例えば、問題文を読んでいるとき反対の手で文字をなぞりながら追っていこう。あるいは、指先で机をトントン叩くのも良い。左手の指先でトントン叩くことで、反対の右脳を刺激する。これは英単語を覚えるときなどにとても有効。「言語をつかさどる左脳では英単語のスペル・意味を覚え」、「直感・感性をつかさどる右脳で単語をイメージとして覚える」のだ。このように、右脳と左脳を使って覚えれば、強固な記憶ができあがるのである。

数学の図形問題は、右目をつぶって解く
数学などの図形問題で問題がなかなか解けない場合などは、片手で右の目をわざとおおって見えないようにし、もう一方の目だけで問題文や自分の描いた図を見直してみる。
すると今までは両目でぼんやりと眺めていた図形が、片方の目にあえてブラインドをかけることによって、(左目ではっきりと図形を見ることによって、右脳がフル回転し)急に解決策が見えてきたりする。
これは、図形問題のように「直感・感性をつかさどる右脳」をフル回転させて解くような問題には大変有効な方法である。

問題集は高速で解く
勉強で1番大切なことは“慣れる”こと。例えば、私たちは「九九」を特に何も考えなくてもスラスラと言うことができる。このくらい“慣れ”無意識で答えることができるようになること。このレベルに達して初めて「習得した」・「身に付いた」と言えるのである。
 “慣れる”ために行う最も一般的なことは“問題集を解く”ことである。ただし、無意識で答えられるまで“慣れる”ためには、普通に問題集を解くだけではダメ。このときのポイントは問題集を繰り返し解く中で「高速化」をはかっていくことだ。
 例えば最初は「2週間で1周」やるというペースで問題集をこなす。2週目は「1週間で1周」、その次は「1週間で2周」…といったようにドンドンペースを速めていく。「こんな事できるわけがない」と言う方もいるだろうが、人間の潜在意識というのはすごいもので、「速くやるぞ!」と意識するだけで、ガンガン解答のスピードが速くなっていく。
こうやって解答の高速化をはかっていくと、問題を解く際に「考える」といったことをしなくなり、無意識のうちに、ひたすら解答を書いていくという状態になる。更に練習を繰り返すことで、「体で覚える」レベルにまで持っていくことができる。ここまで至ればOK。かなりの学力がついていることは間違いない。

間違えることで、未習得の知識がわかる
また、問題集を使っての勉強で大切なこととして、あえて「ドンドン間違えよう」という気持ちで取り組むという方法もある。「ドンドン間違えよう」という気持ちで臨めば「不正解」への恐れが減り、更にスピードを上げるための無意識レベルでの解答となる。そこで正解できれば無意識レベルで習得できているということ。不正解ならまだ習得できていないということ。→これによって、「覚えていない箇所」を簡単にあぶり出すことができる。

ここまで無意識レベルで身につける大切さを書いてきたが、
もちろん“考える”ことも大切。


つまり、具体的にどうすればよいのかというと
①1週目は問題内容をしっかり“考えて”            →理解する
②2週目以降は高速演習により“無意識で解答できるように”   →習得
③演習後、間違えた問題に対しては「何故間違えたのか」“考える”→見直し

“考える→無意識レベル→考える” と学習していくのだ。

間違えても落ち込まない
ミスをするたびに落ち込んでしまっていては、なかなか成績は伸びない。その原因は落ち込むと心が暗くなってエネルギーが減っていくからだ。
勉強をするにはエネルギーが必要。エネルギーが不足すると行動力が弱くなり、勉強どころではなくなってしまう。よって、本を開くことも、授業に集中することもできなくなってしまう。その結果、勉強に手がつけられなくなり、成績が伸びなくなってしまうのだ。

他人や環境のせいにした時点で成長は止まる
成績が伸びない原因を「周りのレベルが低いから」とか「先生の教え方が下手だから」と人のせいにしたり、環境のせいにしたりということがある。
人や環境のせいにする人は、必ずと言っていいほど成績が伸びない。なぜなら原因を「自分」に見ていないため、改善行動がおこらないからである。
自分におこったことは全て自分に原因がある。自分が過去に行った行動が、直接的・間接的に自分に影響し、今の出来事が起こっている。そのため、ミスをしたり、困った状況に陥ったりしている場合には、まず、それが起きた原因を自分の中から探っていく必要があるのだ。

「自分を変える」という発想をもつ
現状に何か不満がある場合、それを変える方法は2つしかない。
1.周囲の環境を変える
2.自分を変える
このうち、他人や環境を変えるというのは至難の業。なぜなら、他人であれ、環境であれ、自分以外のものを動かすことは非常に大きな労力がかかるからである。
一方で「自分」は言うことを聞いてくれる。つまり他者を変えることは難しくても、自分を変えることは簡単なのだ。そのためにも、何か起きたときには「常に自分を原因に見る」こと。そして自分をどう変えていけば、上手くいくのかを考える。「自分を変えていこう」と考えれば、人は必ず向上するのである。

現状を受け入れることが、成績UPの最初のステップ
現状の成績が思わしくないと、そこから目を背けたり、現実から逃げ出したくなってしまう。だが、そうしているうちは成長できない。志望校に対してのギャップがあったり、自分の目標に対して、今の結果がまだまだであっても、ほとんどの場合は努力でなんとでもなるのだ。
確かに、できない自分と向き合うのはつらい、だが、現状はそうなのだから仕方がないではないか。今のできない自分をしっかり見つめ、「成功するため」「目標とする自分になるため」には何が必要なのかを考え、行動していくことが大切なのである。

「できない」を言う前にその理由を考える
「できる」よりも「できない」の方が、強い言葉の力を持っている。
例えば、催眠術では、「このペンが持ち上がらなくなる」という暗示をかけてから、「さあ、このペンを持ち上げてみましょう」を指示しても、持ち上がらなくなることがあるそうだ。
だから、「できない」が口癖になってしまっていると、本当にできないことだらけになってしまうのである。
何気なく声に出してしまっているのかも知れないが、言葉の威力は強力…。
自分では望んでいないにもかかわらず、知らず知らずのうちにそちらの方向に進んでしまうのである。
「できない」を言っていると、できることまでできなくなる。逆に、「できる」と言っていれば、自然とできることが増えていくのだ。
「できないこと」に関しても「できる」ということによって気持ちで飲み込んでしまう。その上で、何が原因でできないのかを分析し対応していけば良いのである。

「間違い」には喜び、こだわる
先に「間違えて落ち込む人は伸びない」と書いた。落ち込むとエネルギーが下がり、行動力が落ちてしまうからだ。
では間違いにどう対処していけば、成績が伸びるのだろうか。
それにはまず、「練習での間違い」と「本番での間違い」を区別すること。そして「練習での間違い」には喜ぶのだ。
なぜなら「練習での間違い」は具体的な被害を生まない。練習で間違えることは、自分のできないところを見つけ出せるわけで、本当にラッキーである。これは向上できるチャンス。
間違えたらとにかくそれにしつこくこだわること。「できない」ところを発見したら、とにかくしつこく練習する。そうすることで、間違えなくなっていくのだ。
一方、「本番での間違い」は悔しがる。なぜならば、本番で間違えてしまえば、具体的な被害を生むからである。例えば入試本番で失敗すれば、志望校には入れない。
だからこそ、本番での間違いには悔しがるのだ。
悔しがると、行動力が出る。「なにくそ!見返してやるぞ!」という気持ちが強いエネルギーとなり、勉強へと駆り立てていってくれるのである。

授業中に眠くなった時は…
①姿勢を正す
②手を動かす
と良い。
まず「①姿勢を正す」では、背筋を伸ばすことにより、酸素を大量に脳に送ることができ、頭がすっきりする。その結果、睡魔に勝てるということだ。
また「②手を動かす」ことにより、脳に刺激がいき目が覚める。このときのポイントは、ダラダラと手を動かすのではなく、一気に手を動かすこと。具体的いえば、教科書に載っている重要単語を紙に書きなぐったりすればよい。
単語を覚えることもでき一石二鳥である。